下着としての六尺褌
六尺褌を下着として締める場合、長時間、身に着けることになりますので、慣れていないと生活が不便になったり、ストレスを感じることになります。
もし、六尺褌に慣れていないまま、下着として締めた場合、例えば、外出先でトイレに行きたくなった場合など手間取ったり、面倒に感じたりすることがあります。
このページでは、六尺褌を普段の下着として使用する際に、慣れておいた方が良い点についてを書いています。
下着として六尺褌を締める際に慣れた方が良いこと
1.六尺褌の締め方
六尺褌は、他の褌と比べると、締めるための手順が多く、上手に締めるためには気をつけなければならない点もありますので、失敗なくスムーズに締められるようになるためには、正しいやり方を覚え、何度も締めて慣れる必要があります。
失敗の例
六尺褌を締める際の失敗例としては、次のようなことが考えられます。
- 長さがアンバランス(前から回した布を後ろで巻くときに左側は7~8回巻き、右側は2~3回しか巻かないなど)
- 裏表が逆(両脇の縫い目の折り返しが無いほうが表)
- 後ろの縦の布が2本に別れてしまい、綺麗なT字になっていない
2.締める強さ
六尺褌をきつく締めると、気が引き締まったり、気合が入る気分になりますが、その状態で長時間締め続けると、痛くなってしまったり、外した後もしばらく跡が残ってしまったりして、体には良くありません。
しかし、緩すぎると、体を動かしたときに擦れる感じがして気持ちが悪いので、緩すぎず、きつすぎない、ちょうど良い締め加減を見つける必要があります。
3.締めた感じ
布で覆われる面積が狭い
六尺褌は、布で覆われる面積が狭く、特に後ろは裸に近いため、開放感があります。
この開放感が気にならなかったり、「良い」と感じれば問題ないのですが、違和感がある場合は慣れが必要です。
お尻に食い込む感じ
後ろは、縦まわし(褌の縦の布)が1〜2cmの紐状になり、お尻の間に入り込みますので、慣れないうちは、お尻が気になるかもしれません。
慣れれば、何も感じなくなるというよりは、お尻の間に布があることに違和感を感じなくなります。
褌がお尻の間に入り込む感じが嫌だからと言って、緩く締める(褌の布と股や肛門の間に空間が開くように締める)と、歩いたときや、体を動かしたときに擦れる感じがします。また、前袋(六尺褌の前の部分・男性器を覆っている布)も緩くなってしまいます。
4.トイレの方法について
小便の場合
小便のときのやり方は、六尺褌の前袋(前の布)を左右のどちらか、自分がやりやすい方にずらすだけなので簡単です。
大便の場合
大便のときのやり方は、はじめに、六尺褌の前袋を左右のどちらか、自分がやりやすい方にずらします。
すると、お尻の間に挟まっている縦まわし(後ろ側の縦の布)が緩み、お尻から外せるようになりますので、前袋をずらした方向と同じ方向にずらします。
外れない場合
まずは横まわし(体を一周している布)を緩めます。
六尺褌を締めるとき、横まわしを反時計回りに巻いた場合は左側に巻いてある部分をほどき、時計回りに巻いた場合は右側に巻いてある部分をほどいて、横まわしを緩めます。
すると、前袋と、縦まわしをずらすことができるようになりますので、左右のどちらか自分がやりやすい方向にずらして用を足します。
トイレのやり方に慣れていない場合
トイレのやり方に慣れていない場合は、完全に外してしまっても良いですが、六尺褌の場合は、一度外してしまうと、再び締めるのに慣れていても1分前後の時間がかかります。
さらに、六尺褌は生地が長いので、例えば、公衆トイレや会社・店のトイレなど、床が清潔かどうか不明な場所で、褌の布を床につかないように締めようとすると、さらに時間がかかってしまいます。
六尺褌を下着として締めている時に、外出先で突然お腹が痛くなり、トイレに行きたくなったことがありました。
そういった場合に、慌ててしまわないようにするため、外出時の下着として六尺褌を締める場合は、六尺褌に慣れてからの方が良いです。
慣れるまでの間
これから褌をはじめてみたいと思う方は、下着を突然、褌に切り替えるのではなく、まずは、自宅にいる時の下着から始めて、慣れたら外出時にも褌を使用するようにすると良いと思います。
または、昼間はパンツをはき、夜は褌を締めるといったように、使い分けるのも良いと思います。
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