六尺褌は綺麗に締める事ができれば、動きやすいし緩みにくく、洋服の下着としても使う事ができます。
しかし、締め方が悪いと、体が痛くなってしまったり、緩みやすくなってしまったりするといったように、不都合が出てきます。
このページでは、筆者自身が、長年、六尺褌を下着として使用してきた経験をもとに、六尺褌を締める際に気をつけたほうが良いことをまとめました。
六尺褌を締めるときに気をつけること
1.生地の幅
六尺褌が細すぎる場合
幅が細い六尺褌を締めた際、陰部を覆う空間が狭くなってしまうため、長時間締めていると、睾丸が痛くなってしまうことがあります。
六尺褌が太すぎる場合
太めの場合は、長時間締めていると、前袋(褌の前の部分で、股間を覆っている布)が中央に寄ってしまい、ゴワゴワしてしまいました。
また、横みつも太くなってしまいますので、細身のズボンや、生地が薄めのズボンを履いたとき、ズボンに褌の形が浮き出やすいというデメリットもありました。
2.生地の裏表
生地に裏表がある場合、褌を締める際に必ず生地の裏表を確認し、生地の表側を表にして褌を締めています。
ちなみに、六尺褌を下着として使いはじめたばかりの初心者の頃は、生地の裏側を表に向けて締めてしまったことがよくありました。
生地に折り返しがある場合の表と裏の見分けかた
無地(単色)の褌で、左右の縫い目のところに折り返しがある場合の、裏と表の見分け方です。
褌の左右の縫い目のところに折り返しがなく、平になっている方が表です。
褌の左右の縫い目のところに折り返しがあり、段差がある方が裏です。
3.締める強さ(褌のきつさ)
きつすぎる場合
六尺褌をきつく締めると、気合が入る感じがしたり、気が引き締まる感じがします。
しかし、きつい褌を長時間締めていると、横みつ(体を一周している横の布)が肌に食い込んで痛くなってしまったり、睾丸が痛くなってしまったりすることがありました。
痛いと感じたときに、そのまま着用し続けると、体に悪影響を及ぼす恐れがありますので、痛いときは早めに緩めた方が良いです。
緩すぎる場合
六尺褌がきつすぎると、体を長時間締め付けることになるので良くありませんが、逆に緩すぎる場合、縦の布(前袋・縦みつ)が緩いと、歩いた時に縦みつが股やお尻で擦れる感じがしたり、前袋がブカブカで締め心地が悪くなってしまいます。
横みつ(体を一周している横の布)が緩いと、褌が下がってしまい、そうなると、縦の布も緩くなってしまい、締め心地が悪くなってしまいます。
そのため、六尺褌を締めるときは、緩くならないように気を付けています。
しかし、褌を締めてから、しばらく時間が経過すると、緩んでくることもありますので、その場合は、締めなおすようにしています。
4.横みつの高さ
高すぎる場合
私が六尺褌に不慣れな頃は、その当時、普段の下着として穿いていたトランクスの腰ゴムの位置と同じように、ヘソの少し下の位置で締めていました。
褌の生地は、パンツのゴムのように伸び縮みしませんので、お腹の位置で褌を締めてしまうと、例えば、食事をしてお腹が膨らんでも、褌の生地は伸びませんので、お腹が苦しくなったり、痛くなってしまうことがありました。
そのため、現在では少し下げて、骨盤の一番上のあたりに、横みつが来るようにしています。
極端に低い場合
ちなみに、褌を締める高さが低すぎる場合。
お尻の割れ目の途中で褌を締める(褌の横みつの上からお尻の割れ目が出ている)と言ったように、褌をかなり低い位置で締めるのは良くありません。
脱げてしまう
締める高さが極端に低いと脱げてしまう可能性があります。
試しに、六尺褌を普段締めているのと同じ強さで、極端に低い位置で締めた状態で、横みつを掴んで下げてみたところ、簡単に脱げてしまいました。
脚の動く部分に被ってしまう
褌を締める位置が低すぎると、横みつが脚の動く部分にかかってしまい、脚を大きく動かしたときに、締め付けられる感じがしてしまいます。
5.陰茎の向き
六尺褌を締めるときは、陰茎は上向きにして褌を締めます。
下向きにすると、睾丸が痛くなってしまったり、トイレ(小)がやりづらいと言った不都合が出てきます。
一度外した六尺褌を再度締めるときに気をつけること
一度締めた六尺褌を外した後に、再度締めるときは、上の「六尺褌を締めるときに気をつけること」に加え、次のことにも気をつける必要があります。
ほぐしてから締める
六尺褌を締めた後に外すと、前袋の部分以外は、ねじれたり細くなったりしています。
ねじれた状態で再び締めると、横みつ(体を一周している布)が細くなり、肌に食い込んでしまい痛くなることがあります。
一度、外した六尺褌をもう一度締めるときは、生地をほぐしてから締めると良いです。
六尺褌を身につけているときに気をつけること
トイレ(大)の後はお尻を綺麗にする必要がある
トイレ(大)の後は、ウォシュレットやシャワートイレといった温水洗浄機能を使用して綺麗に流すか、トイレットペーパーで拭いたとき、紙に汚れがつかなくなるまで、お尻を綺麗にする必要があります。
六尺褌は、肛門と布が接触しますので、お尻が少しでも汚れていると、褌に汚れがついてしまいます。
コメント